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盲目の漫談家
濱田祐太郎(はまだ ゆうたろう)さん
濱田祐太郎(18_03~).jpg

【プロフィール】


1989年 兵庫県神戸市生まれ。
先天性緑内障のため、左目はまったく見えず、右目は明暗のみ判別できる程度。

高校は兵庫県立視覚特別支援学校に入学。

高等部専攻科に在籍して、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師の資格を取得。

2012年 吉本総合芸能学院(NSC)に35期生として入校。

2013年  4月 ピン芸人としてデビュー。

2017年10月 「NHK新人お笑い大賞」で、自身初の決勝に進出。

2018年 ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2018」で、決勝に進出し見事優勝。

 

【わかさ生活との出逢い】

 

「R-1ぐらんぷり2018」で優勝された濱田祐太郎さんが、「京都ふれeyeブラインドマラソン」に参加されるランナーの教え子さんということを知り、2018年11月より開催のわかさ生活創業20周年「全国Happyお客様感謝祭」にゲストとしてご出演いただき、お客様に勇気や元気を与えてもらいたいと依頼をさせていただきました。

 

【インタビュー】

「なりたい自分に近づけていく!」

ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2018」で見事優勝され、自身の視覚障がいのハンデを強みにお笑い界に旋風を巻き起こす濱田祐太郎さん。

わかさ生活創業20周年「全国Happyお客様感謝祭」にご出演前の控え室にお邪魔し、インタビューさせていただきました。

 

お笑いの道を目指そうと思ったきっかけは?


小学校6年生のときに、テレビでしゃべくり漫才をやっているのを初めて聞いて、中学生の時には芸人になると決意していました。

漫談家というスタイルを選んだのは?


ほかのことができないから (笑)。
小道具を使ったコントや台本を使う掛け合いは人の手を借りないとできないから、このスタイルが一番自分らしくやりやすいと思いました。

昔から身の回りで起こったことをしゃべって笑いを取るのが好きだったということもあります。

「身近なことを笑いに」その想いを原点に、何でもない日常が、濱田さんの漫談を通してどんどん笑いに満ちた世界に変わっていくんですね。
漫談の材料は普段の生活から?


そうですね。街を歩いているとき、それからテレビやラジオを聴いているときも、この話はお客さんの前でしたらウケるかなと考えていることが多いです。

濱田さんにとっての、見えないことのプラス面とマイナス面を教えてください。


プラスだと思うことはないです (笑)。
マイナスだと思うことはいっぱいあります。
一番困るのは、一人で身動きがとれないことですね。

僕は一人でいるのが好きなので、たとえば遠方の仕事のときにも本当は空き時間に一人で出かけ、街歩きでもっといろんな情報を仕入れたいんだけど、それができない。
お客さんの表情がわからないのも残念です。

では、濱田さんにとっての嬉しいことは?
 

舞台に立っているときが一番幸せです。
ある先輩が「濱田くんは福祉枠の人じゃなくお笑い芸人だ」と話していたと聞いたとき、すごく嬉しかった。
お笑いの舞台はいつも緊張します。
でも舞台に立ち、お客さんの前でお笑いの仕事をしているときが一番嬉しい。

今後の目標は?


一番大きな目標は、お笑いの仕事で生活していくことです。
これからもずっと、お笑いという仕事をやっていきたい。
それがいつも自分の中にある想いです。

誰もが思わずHappyな気持ちになれる「笑い」。
これからも、濱田さんのお仕事からHappyがいっぱい生まれそうですね。
最後に、たくさんのマイナスを自らの力でプラスに変えて、耀かれている濱田さんから、一言メッセージをお願いします!


見えない人に対してこうしてあげたほうがいい、というのは、見えない人それぞれ違うので僕に言えることはありません。

ただ、生き方でいうと、自分がこうしたほうがいいと思うことがあるなら、なるべくそれに近づけていくべきだということですね。

芸人さんらしいユーモアに富んだ語りの内側から、自分の決めた道を突き進むまっすぐな想いが伝わってくる濱田さんでした。
ありがとうございました。

                          (2018年11月取材)

 

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わかさ生活創業20周年「全国Happyお客様感謝祭」にゲストとしてご出演の濱田さん。​

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​漫談のステージでは、

​「吉本に入ってから、目どころか自分の将来も見えなくなりましてね」

「迷ったら、笑っといてくださいね」というトークに、会場がドッと沸きました。

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​「舞台に立っているときが一番の幸せです」とインタビューで話される濱田さん。

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​福祉枠の人じゃなく、お笑い芸人といってもらえることが嬉しいと語る濱田さん。

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